記憶力に自信が持てません


さて、記憶に自信が持てないというご相談をたくさん頂戴しております。

特に多いのが、

「記憶術のテクニックを学んだのに、記憶力に自信が持てない...。」

というお悩みです。

しかし、上記の様な方のご相談にのっていると、いくつかの特徴的な傾向があります。今回は、記憶力が働かない条件の一つを「我が身の経験」を元にお話しさせていただきます。

私は、獣医師ですから、医学書を読むことは興味のあることですし、大好きですし、読めば頭の中に無理なく知識として吸収されます。速読のインストラクターもしていた経験がございますから、一般の方よりは速く読んで理解できると思います。

が!

法律の本を読むと、3ページもしないうちに眠くなります。

小説を読むと、途中で集中力が失われ、誰が誰だかわからなくなります。

「速読のインストラクターだったのになぜ?」

と自分でも思います。

しかし、これにはちゃんと理由があります。

なんでしょう...。

ヒントはすでに出ています。

そうです、興味・関心があるかどうかの影響が大きいのです。

「勉強すべきだ」
「会社に強制された」
「その資格があってもなくてもそれほど重要ではないが、あったら何か人生変わるかも!」

という状態では、なかなか興味・関心が持てず、結果的に記憶に残りづらいものです。

中にはごり押しで覚えられる方もいらっしゃるのですが、非常にパワーのいることですし、仮に覚えられたとしても、一過性の記憶で終わってしまい、

「試験が終わったら、あんなに覚えたものが思い出せなくなりました...。」

というケースが非常に多い様です。

また、例え会社に強制されたとしても、それがきっかけとなって興味・関心が持てる様になり、やる気になったら、状況は変わってきます。

資格試験の勉強に限らず、要領のよい方々は、「この知識をどの様に応用するか?」ということを考えながら本を読んだり、講義を聴いたりしているようです。

私自身の体験でも、

「とりあえず本読もう!」といって読んだ本はほとんど頭に入りません。

しかし、
「●●についての情報を手に入れよう!この情報を使いこなせたら、★★というメリットがある!」
「この情報は、●●さんに教えたら、きっと喜んでもらえる。」
「この情報は、●●という問題がやってきた時にきっと役立つ情報だ!」

というように動機付けしていれば、効率よく知識を吸収できることが多いものです。

あなたはその勉強、なんのためにやっているのでしょうか?
 その知識をどんなことに役立てたいのですか?
 何が何でも身につけたい知識なのでしょうか?それとも、取りあえず覚えようという知識なのでしょうか?
 あなたがその知識を使いこなせたら、どんなに多くの方が喜んでくれますでしょうか?
 もし、喜んでくれそうになかったら、喜んでくれそうな知識は何でしょうか?

Q&A

講師紹介

獣医師・獣医学博士 1969年山形県生まれ 須崎動物病院院長

略 歴

獣医師・獣医学博士。1969年山形県生まれ。須崎動物病院院長。「薬を処方しない、手術しない、ワクチンを接種しない」方針で、食事療法や飼い主のメンタルケアなどを通してペットの体質改善を行う。ペットの手作り食に関する書籍は10万部を突破し、TV番組にもレギュラー出演。一方、元速読教室インストラクターという経歴を持ち、現在は総合学習力強化プログラム「シルバメソッド」の公認インストラクターとしても活躍中。メールマガジン「今日から出来る!集中力を高めるコツ」はまぐまぐ殿堂入り。集中力関連本としては、「ミス・ムダがゼロになる『集中力』」「5分間集中力トレーニング」、「勉強に集中する方法」を出版。2008年1月、ペット食育協会を設立。2008年4月より九州保健福祉大学 薬学部 動物生命薬科学科の客員教授に就任。

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