集中力と朝食

脳をフル稼働させるためには、脳が活動しやすい環境を整えてあげることが大切です。

 脳を活性化するために必要なものの中には、二つ大きな要素があります。
 ●体温
 ●栄養

体温

 皆さん寒いときと暖かいとき、どちらが活動できますか?暖かいときですよね。それと同じように、脳もある程度の体温が必要なんです。

 実は睡眠中は体温が1度下がっているそうです。当然脳にとっては活動に適切な温度ではないので、朝目覚めたら脳の働きが不十分なわけです。

 起床後は、身体を動かすので、筋肉運動から体温は一時的に上がりますが、朝食を摂っていないとすぐに下がります。そして、次の食事まで低体温状態が続きます。

 ですから、朝食を摂って、体温を高め、脳をフル稼働させることで集中力が高まるのです。

 朝食には、
  ●温かい食事
  ●体を温める成分(タンパク質の多い食事)

 これから話を広げると、低体温の人は、常に頭が働きにくいことになります。ですから、体温が低い人は、まずはそこを改善する必要がありそうです。

栄養

 脳のエネルギー源はブドウ糖です。ですから、血糖値を上げることが大切です。成人男子の脳は1時間で5gを消費するそうです。血中ブドウ糖量は5gで、使い切ってしまうと、肝臓のグリコーゲンが消費されます。

 では、ブドウ糖を食べればいいのかというと、そうではありません。たくさんのブドウ糖摂取は急激に血糖値が上がった後、その反動で低血糖になってしまうので、かえってイライラしてしまいます。

 理想的なのは、今話題の低インシュリンダイエットでおなじみの、グリセミック指数の低い食品を摂ることです。

 グリセミック指数が低いとは、
 ●血中グルコース値の上昇が遅い
 ●インシュリン反応が低い
ということで、高血糖の毒性やインシュリンの害作用にさらされる可能性が低いことを意味しています。

 グリセミック指数の数値は、ブドウ糖を100として決められ、55以下のものは低グリセミック指数食品、70以上のものは高グリセミック指数食品と呼ばれます。
 ちなみに、
 米 55~58
 パスタ 32~43
 パン 70
ということで、朝食にはお米かパスタがおすすめです。

 また、ブドウ糖は、満腹中枢を刺激するのですが、血糖値が低いといつも何か食べたいとイライラした状態が続き、集中を妨げます。

 で、お薦めの食事は・・・?
まず、
●起き抜けに砂糖入りのコーヒーを飲む
 (血糖値アップ、カフェインで脳を刺激)
●温かい食事、タンパク質の多い食事、グリセミック指数の低い炭水化物中心の食事
  ↓
 (伝統的な和食:ごはんにみそ汁と焼き魚)
こんなのがお薦めです

集中力UPのコツ

講師紹介

獣医師・獣医学博士 1969年山形県生まれ 須崎動物病院院長

略 歴

獣医師・獣医学博士。1969年山形県生まれ。須崎動物病院院長。「薬を処方しない、手術しない、ワクチンを接種しない」方針で、食事療法や飼い主のメンタルケアなどを通してペットの体質改善を行う。ペットの手作り食に関する書籍は10万部を突破し、TV番組にもレギュラー出演。一方、元速読教室インストラクターという経歴を持ち、現在は総合学習力強化プログラム「シルバメソッド」の公認インストラクターとしても活躍中。メールマガジン「今日から出来る!集中力を高めるコツ」はまぐまぐ殿堂入り。集中力関連本としては、「ミス・ムダがゼロになる『集中力』」「5分間集中力トレーニング」、「勉強に集中する方法」を出版。2008年1月、ペット食育協会を設立。2008年4月より九州保健福祉大学 薬学部 動物生命薬科学科の客員教授に就任。

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